空に向かう花
2012.01.19 Thursday
写真 comments(0)

工房給食の時、親方に「提供される人が何を望んでいるのか、を観察する事が大切」という話を教えて頂きます。
それは、制作全体に関わる重要な視点のうちの1つです。
実家や祖父母宅に帰る時は、それを確認する良い機会になります。
+++++
去年の年末は祖父母の家で”牛肉とゴボウの甘辛煮”を作りました。
「すき焼き用に...」と祖母が牛肉を用意してくれていたので...。
しかし、毎度祖父母宅ですき焼きをすると中途半端に余り...肉も勿体ないということになります。
これを回避する為に、”牛肉とゴボウの甘辛煮”を作ったのです。
”すき焼き”をしたいのではなく、「美味しい牛肉を手軽に食べる」という事が重要なのかな、と思ったので...。
(私自身もそれを望んでいたり...笑)
(人数もそれなりに多かったので)
特に難しい事もなく、すき焼き風の味付けで牛肉とゴボウを煮ただけです。
祖父母も九州出身なので、味付けは気持ち甘めにしました。
食卓に出すと、火加減やタイミングを気にする必要も無いので簡単に食べられます。
火を加え過ぎて肉が固くなる事もありません。
余った時は卵とじにして、丼ものにすれば良いと思っていたのですが結局完食していました。
肉の量はいつも通り、結構な量だったのですが...提供する形が少し違うだけで、結果は異なるものとなりました。
+++++
食事だけでなく色々な場面で「相手が必要としている事・欲しいと思っているもの」を理解して実現する必要があります。
その事の重要性と効果を、食事を通して実感する事が出来ました。
工房給食、料理を覚えるだけでなく制作全体に関わる事を学ばせて頂いています。











